長男が中学に入学して、1周間が経ちました。
朝も6:30に起床し、制服を着て元気に登校していきます。
疲れる〜、大変だ!と言いながらも息子の表情に曇りは無く、前よりも生き生きしたやる気と雰囲気を感じます。
そんな姿を見て、私たち夫婦はちょっと安心しています。
今日は、そんな息子に向けた手紙のようなブログです。
小学校で色々あり、小学6年の2学期終わりから3学期のほとんど不登校。
中学に行けるのか心配だった。
でも、君が変わり始めたのは、不登校中に週一で学習を見てくださった教育委員会の先生との出会いだよね。
君の思いをしっかり聞いてくれて、真剣に向き合ってくれたからこそ
3月からの最後の2週間、学校に行ってみようと思えたんだよね。
他にも行こうかなと思った理由はいっぱいあったけど、この先生がいなかったら卒業まで不登校だったかもしれないよね。
小学校に復帰して君は本当に頑張ってたと思うよ。
イライラする気持ちを自分なりにコントロールできるように意識したり、対処の仕方も身につけたよね。
なのに学校の先生たちは、君の頑張りを踏みにじるようなことをしたのは、私は本当に許せなかったよ。
特に、1年生の先生が自分のクラスの生徒に君と関わるなと伝えて、仲が良かった1年生たちもあからさまに君から離れていったり、避けられたりしたよね。
そんな事実を知って、ショックで先生に問いただしても先生はそんなことは言ってないとはぐらかされる。
あの時は、もう学校も行きたくない!卒業式にも出たくない!と車で泣いたね。
私も悔しくて一緒に泣いたね。
どうして、先生が教師が一生懸命頑張ってる子どもに対してそんなことをするのか?!
いじめはだめですよ。と言っている先生が逆にいじめをしているではないか!しかも名指しで。
全くありえないと憤りを感じたよ。
君の担任も君の心配をすることもなくフォローもなく正直このおばさんは心がないロボットだと思ったね。
だけど、君は次の日も学校に行くと言って学校に行ったよね。
今までだったら、絶対に行ってなかった。
私もあんな学校行かせたくないと思ってたしね。
不登校していた3ヶ月の間に君はすごく成長していたんだね。
やっぱり、子どもの成長期にどんな人と出会うかってとっても大事なんだと思ったよ。
小学校6年間で、君は良い出会いがなくて、つらい経験が多かったよね。
だけど、この3ヶ月での出会った一人の先生のおかげで少しずつ変わることができた。
君の頑張りをフォローしてくれる先生も小学校の中に2人だけいたもんね。
スクールカウンセラーの先生もちゃんと君に寄り添ってくれたね。
世の中の大人はみんな敵だと思ってたのを変えてくれた4人の先生に感謝だね。
区切りとして、卒業式に出たのも君の中で嫌な小学生活に終止符が打ててスッキリしたんじゃないかな?
卒業式に出た君の顔はそんなふうに見えたよ。
私は、この学校の先生たちにまだまだいろんなことで許せないところはある。
君の卒業アルバムも無いしね、それについても担任はなんの配慮も無いしね。
だけど、これで終わりという終止符を打てたならそれで良かったと思うことにする。
卒業して、一つミラクルが起こったね。
教育委員会の先生が君の通う中学の教頭先生になったこと!
聞いた時はびっくりで嬉しくて、安心した。
君のことを分かってくれくる信頼できる先生が近くにいるということ。
君に伝えた時の嬉しそうな顔、いまでも忘れられない。
あれから入学して1週間。
昨日、君が立候補してクラスの副委員長になったことを聞いて嬉しかった。
今までは、めんどくさい、どうでもいい、が口癖でいつも下を向いてた君がクラスのために何かをしようとしている。
前を向いている君がカッコいいと思った。
君の青春はこれからだ!